<JAPANSHOP2022視察レポート>

東京ビッグサイト東展示場会場入り口すぐにある、「IDM(Interior Design Meeting)」ブースには、開場して間もない時間帯にも関わらず、多くの人が興味深そうに足を運んでいた。その中2社紹介したい。



【株式会社幸呼来(さっこら)Japan(岩手県盛岡市)

昨年に引き続き、2度目の出展だったが、代表の石頭さんにお話を伺った。「もったいないに光を当てる」取組は今年で11年目。今回のテーマは、「裂き織」。デニム工場から廃棄される「デニムの耳」を裂き織にして、マテリアル素材として提案していた。本来であれば、捨てられて当然のものを生地にしていることが素晴らしい。また、この取組で、実際の作業を行っているのは、障害を持った方々だ。残材を有効活用するという視点も素晴らしいが、一般就労が難しいと言われる障害者の方々の雇用促進にもつながっており、企業としての姿勢も素晴らしい。





【インスタイル株式会社(福岡県大川市)】

代表の石橋さんにお話を伺った。実は少し前までの仕事柄、前身の会社に伺ったことがあり、その時に石橋さんにお会いしたことをふと思い出した。

現在、い草は、98%が中国産で、国産はわずか2%。い草は植物なので、生産段階でCO2を吸収している。そういう意味ではまさにエシカルだ。い草の染め物については、90%が福岡県の県南で行われているとのこと。畳に関しては、私自身もそうだが、なかなか一般消費者には「本物かどうか?」の見分けがつかない。そこで、現在、「今治タオル」のように、「福岡花ござ」を認知させるべく、地域団体商標を申請中。メーカーや業者ではなく、消費者が畳を「選べる」ようにしていかなければならないと石橋さんが言っていたことが印象深い。



2022.3.7

ota


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