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オルガテック東京2024 備忘録① 100%リサイクル石膏を使用したボードtoボード「チヨダサーキュラーせっこうボード」

2024年5月29~31日東京ビッグサイトで開催されたオルガテック東京に行ってまいりました。その時の記憶に残った製品や取組みについて紹介します.



ほとんどの建築物に使用されている石膏ボード。使用後は産業廃棄物として管理型最終処分場で処分されるよう法律で定められています。この「管理型最終処分場」とは、埋め立てた廃棄物の分解や腐敗によって汚水や有害物の溶出の可能性があるものを適切に管理(遮水や浸出液処理設備等を設置し埋め立て地と外部を完全に遮断)する埋め立て処分場のこと。石膏ボードはその管理型品目に指定されています。

新築現場に積み上げられている「使用後は埋めなければならない材料」のひとつ石膏ボード。見る度感じていたあのモヤモヤの中に一筋の光が見えた…ような気がしたのが、昨年数量限定で販売が開始された“チヨダサーキュラーせっこうボード”です。今回この製品をメインに展示しているチヨダウーテ株式会社のブースでお話しを聞いてみました。




“チヨダサーキュラーせっこうボード”は、廃棄された石膏ボードからつくられたリサイクル石膏を100%使用した石膏ボード。ブースの中央に展示されている粉の山は、グループ会社である株式会社トクヤマ・チヨダジプサムが開発した廃石膏連続結晶大型化(廃石膏ボードの二水石膏を連続反応装置で再結晶化し、20μm以上のサイズに大型化した二水石膏を得る)技術によってできた「石膏粉」で、これを原料としてつくられたチヨダサーキュラーせっこうボードが隣のガラスケースにそこはかとない高級感を漂わせながらディスプレイされていました。(ちなみに価格は一般的な石膏ボードの1.3倍くらいとのこと)

廃石膏ボードの排出量は今後増え続け、管理型処分場の逼迫も予測されているなか、回収石膏ボードの100%資源化を可能とした製品の開発と、企業のサーキュラーエコノミーに対する積極的な取組みがよくわかる展示でした。





tomita 2024.06.06

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